【レポート作成】大学生に必要なパソコンスキルとは?

みなさん、こんにちは。
いつも教室のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

春の訪れとともに、新しい生活がスタートしましたね。この春から大学へご入学された皆さま、本当におめでとうございます!新しい学びや出会いに、胸を弾ませている方も多いのではないでしょうか。進学を機に一人暮らしを始めた方も、どうぞ楽しみながら、充実した大学生活をお過ごしくださいね。

さて、大学生活が始まると、さまざまな課題やレポートに取り組む機会が一気に増えてきます。高校までは手書きが主流だった宿題も、大学ではパソコンを使って文書を作成し、提出するのが一般的になります。中でも「Word(ワード)」と呼ばれる文書作成ソフトは、授業や課題のあらゆる場面で必要不可欠な存在です。

授業のレポートやゼミでの研究発表資料論文の下書きなど、Wordを活用する機会は本当に多くあります。さらに、サークル活動などでも、イベントのチラシ資料の作成・配布を自分たちで行うこともあるでしょう。このように、Wordは大学生活のさまざまな場面で活躍する頼れるツールなのです。

しかしながら、意外と見落とされがちなのが、こうしたWordの基本操作を大学で教わる機会がほとんどないという点です。大切なスキルなのに、自己流のまま使っているという方も少なくありません。

「文章が打てればそれで十分じゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、Wordをきちんと使いこなすことで、文章の“中身”だけでなく“見た目”も整った、読みやすく印象の良い文書を作成することができます。見出しや段落の整理、行間の調整、表や画像の挿入など、ちょっとした工夫で文書の完成度はぐっと高まりますよ。

Wordは、レポート作成やプレゼン資料の準備など、大学生活のさまざまな場面で欠かせないツールです。ですが、パソコン初心者の方でも、基本的な使い方をしっかり身につけておけば、学業もスムーズに進めることができるようになります。今回は、大学生活に欠かせないパソコンスキルとして、ぜひ身につけておきたいWordの基本操作をご紹介していきます。

 

1.文書の書式設定で、伝わる文章に仕上げる

Wordを使ううえでまず身につけておきたいのが、文字の書式設定です。文字の大きさや色、フォントの種類を変えたり、太字や斜体、下線を使って強調したりする機能のことを指します。

たとえば、レポートのタイトルを一目でわかるように大きな文字にしたり、強調したい語句だけを太字にして目立たせたりすることで、文章にメリハリが生まれ、読みやすくなります。文字色を変えることで視覚的なアクセントをつけることもできますが、大学の提出物では落ち着いた黒一色やグレーの使用が一般的です。使い方次第で読み手への印象がぐっと良くなりますよ。

また、フォント(文字の形)には「明朝体」や「ゴシック体」などがあり、文章の雰囲気を左右する大切な要素です。レポートや論文には可読性の高い明朝体が推奨されることも多いので、フォント選びにも少し気を配ってみると良いですね。

 

2.段落と行間の調整で、読みやすさをアップする

次に大切なのが、段落の設定や行間の調整です。文字の内容がいくら良くても、読みづらい配置では伝わる力も半減してしまいます。だからこそ、見やすい文書に整えることがとても大切なのです。

Wordでは、段落ごとに「行間」(行と行の間のスペース)を調整したり、段落と段落の間にスペースを入れることができます。これにより、文章がぎゅうぎゅうに詰まった印象にならず、読み手がリズムよく内容を追えるようになります。特にレポートでは、1.5行や2行の行間を指定されることもあるので、早めにこの操作に慣れておくと安心です。

また、「インデント(字下げ)」を使えば、段落の始まりを少し内側に下げることができ、読み手が内容の区切りをパッと認識しやすくなります。たとえば、会話文や例を挙げる場面でこのインデントを活用すると、文章に整った印象を与えられますよ。

 

3.ページ設定で、提出用の文書もバッチリ!

大学のレポートや課題では、ページ設定も非常に大切です。Wordでは、用紙の大きさ(たとえばA4サイズ)や、用紙の向き(縦向きか横向きか)、さらには上下左右の余白(ページの端の空白部分)などを細かく調整することができます。

大学や先生によっては、「上下左右すべて30mmの余白を設けてください」といった具体的な指示が出されることがあります。このようなとき、自分で設定できるようになっていれば、提出基準をしっかり満たす文書が作成できます。

また、レポートだけでなくプレゼンテーション資料や図解文書を作るときには、横向きの用紙が適していることもあります。ページ設定を理解しておくことで、用途に合わせた適切な文書を作れるようになります。これは見た目の美しさだけでなく、相手への思いやりにもつながる大切なスキルです。

 

4.見出しスタイルと目次の自動生成で、より「整った」レポートに

長文のレポートを書くときにとても便利なのが、見出しスタイルの活用と自動目次の作成です。Wordには「見出し1」「見出し2」といったスタイルが用意されていて、これらを使って文章に階層をつけることで、構成がひと目でわかる読みやすい文書になります。

たとえば、「はじめに」「方法」「結果」「考察」などの章に見出しスタイルを適用しておけば、Wordの機能を使って自動的に目次を作ることができます。目次にはページ番号も自動でつきますし、あとから修正してもすぐに更新できるのでとても便利です。

目次があることで、先生や読む人がどこに何が書かれているかをすぐに把握でき、全体の構成の分かりやすさもアップします。しっかり整理された印象を与えられるので、評価にも良い影響があるかもしれませんよ。

 

5.校正ツールで誤字脱字をチェック

最後にご紹介するのは、校正ツール(文章のチェック機能)の活用です。レポートや課題は、内容がどれだけ良くても、誤字脱字や文法ミスがあると台無しになってしまうこともあります。そんなときに頼れるのが、Wordの「スペルチェック」と「文法チェック」機能です。

Wordでは、入力した文章の中に間違いがあると、波線を引いて知らせてくれます赤い波線はスペルミス、青い波線は文法や表現の誤りの可能性を示しています。これらを参考にしながら一つひとつ丁寧に見直していくことで、より完成度の高いレポートを仕上げることができます。さらに、単語を一括で置換してくれる機能も用意されているので、単語を誤用していた場合におススメです。

また、チェック機能を活用する習慣を身につけておくと、文章の表現力や注意力も自然と育まれていきます。最終的には「読みやすく、誤りのないレポート」が提出できるようになりますので、ぜひこの機能も積極的に使ってみてくださいね。


いかがでしたか?

この5つのスキルは、どれもWordを使う上での基礎となるものですが、きちんと身につけておくと大学生活がとてもスムーズになります。少しずつ慣れていけば、きっと楽しく、そして早く、正確にレポート作成ができるようになりますよ。

パソコン&カルチャーカムカムでは、こうしたWordの基本操作を一からゆっくり丁寧にお伝えする講座をご用意しています。初心者の方も安心して学んでいただけるよう、スタッフが親身にサポートいたしますので、どうぞお気軽にお問合せくださいね。楽しい学生ライフを応援しています!


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